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作成する前に…

今回はNSTableViewを使ってアドレス帳を作ってみたいと思います。 NSTableViewとは?。一昔前まではグリッドと呼んでおりましたけれども いわゆるEXCELのセルのような表を出力するためのインタフェースです。 もちろん入力することも可能です。 今回はNSTabelViewを使ってアドレス帳を作成してみたいと思いま〜すっ!。
ぱちぱちぱち〜!。まずはアドレス帳を作成するにあたってその流れについて説明しま〜す。


アドレス帳作成の流れ
1.プロジェクトの作成
まずアドレス帳を作成するためのプロジェクトを作成する必要があります。 今回作成するアドレス帳は「Cocoa Document-basedApplication」というタイプの新規プロジェクトタイプをベースに生成します。 他のタイプで作成しても決して作成できないわけではありませんが、このタイプを雛形(ひながた)に利用することによって様々な機能が既に備わっている状態からプログラム開発が行えます。 どのような機能が備わっているかと申しますと。

・新規ドキュメントの作成(New)
・ドキュメントを開く(Open...)
・ドキュメントを保存する(Save, Save As...)
・ドキュメントを復帰する(Revert)
・ドキュメントを閉じる(Close)
・ドキュメントを印刷する(Page Setup..., Print...)

とまぁ、ドキュメントを扱う操作の基本となるプログラムが実装されています。 今回アドレス帳を作成するわけですが、作成したデータを当然保存、開くという動作(印刷は不明だけど)は必要となる事が予想されており この「Cocoa Document-based Application」というプロジェクトタイプが必要となったわけです。 最近のオブジェクト指向を取り巻く環境では既に作成されたものを実装する事によって開発がずいぶんと楽になったりまします。 そのための知識は当然なんらかの勉強が必要になります。 一生懸命プログラムを組んだ後にそれらの事を知ってしまった(プログラムの作り直し)なんてのはしょっちゅうです。 「1から作り直しだぁ〜」なんて思ってはいけません。既に作ってあるものはテストが済んでいるものなので1から作るよりはず〜っとず〜っとらくちんにできあがります。

2.画面の作成(GUIインタフェースの作成)
InterfaceBuilderで作成します。Xcodeによって作られたMainMenu.nibファイルをクリックすることによってInterfaceBuilderは起動します。

3.プログラムソースの作成
Xcodeでやっちまいます

4.テストもろもろ
Xcodeでやっちまいます

5.完成!
やったぜアドレス帳〜!


それではこれから苦難の数々を経てアドレス帳を作成していきたいと思いま〜すっ!。がんばるぞ〜!おぅ!。

それでは始めにプロジェクトを作成しましょう